2016 マイナンバー 不安の船出 通知遅れ 混乱招く

桃子のつぶやき

マイナンバー不安の船出=通知遅れ2016

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マイナンバー不安の船出=通知遅れ、混乱招く―1月1日、運用開始

 

社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度の運用が1月1日、スタートする。
日本に住む全ての人に12桁の個人番号を割り振り、所得など個人情報の把握に用いる行政・住民制度の大改革だ。しかし、番号を知らせる通知カードの郵送が遅れるなど早くも準備の甘さが露呈した。制度に便乗した詐欺も横行するなど、混乱と不安の中での船出となる。
●マイナンバーは、社会保障や税金に関する情報を一つの番号で把握するために使う。

1日以降は、児童手当などの給付申請の際に提示を求められたり、勤務先の会社に知らせたりと、さまざまな場面で番号が必要となる。脱税などの不正防止や、行政サービスの効率化が期待されている。
●ただ、政府による準備は混乱した。通知カードの作成漏れが頻発し、当初は2015年11月としていた通知カードの初回配達の完了は年明けにずれ込んだ
さらに、全国約5700万世帯のうち1割については不在などで受け取られず、市区町村に戻された。自治体は再配達や窓口交付を急いでいるが、通知カードを持たずに運用開始を迎えた国民は少なくない。
●一方、運用が始まる前に、マイナンバー情報が漏れているなどとうその電話をかけ、お金をだまし取ったり、個人情報を聞き出そうとしたりする詐欺も相次いでいる。
制度への国民理解が遅れていることも、こうした犯罪が起きる一因となっている。上智大学の田島泰彦教授(メディア法)は「制度への納得、起こり得る問題の提示などがないまま進められている」と政府を批判する。
●日本年金機構による個人情報流出問題もあり、マイナンバーに対する国民の不安は根強い。制度の周知、個人情報保護の強化など、政府が取り組むべき課題は多い。

時事通信 2015年12月31日(木)15時1分配信

 

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