確定申告 3/16 医療費控除 対象 時代とともに変わる

桃子のつぶやき

確定申告〜医療費控除の対象は時代とともに変わる!! 2

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医療費控除の対象は時代にともに変わる
ただ、福祉の充実といった政策も関係し、また、医学の世界が日進月歩であるため、医療費控除の対象も徐々に拡大傾向にあります。

近年、医療費控除の対象に加わったもの
・介護保険制度の下で1~5の要介護認定の適用を受けた場合に、指定介護老人福祉施設に入所する介護費の標準負担額の1/2
・血縁者間以外から骨髄移植を受けた患者が財団法人骨髄移植財団に支払う負担金
・視力回復レーザー手術(レーシック手術)の費用
・オルソケラトロジー治療(角膜矯正療法)の費用
・介護福祉士等が診療の補助として行う喀痰(かくたん)吸引等に係る自己負担額

 

市販薬を買って節税!? 医療費控除の特例が新設に
なお平成28年度税制改正大綱により、市販薬に関する医療費控除の特例が新設される見込みです。巷では「市販薬でも医療費控除の対象になる」等ととらえられ、話題になっています。

●期間
平成29年1月1日~平成33年12月31日

●特例の対象となる人・ケース
定期健康診断や予防接種、がん検診を行っている人など、健康に対して一定の取り組みを行っている個人で、本人または本人と生計を一にする配偶者やその他親族が、一定のスイッチOTC医薬品(※)を購入した場合。

●所得控除の金額
1年間に支払った費用が世帯合計で1万2000円を超えるとき、その超える分の金額が課税所得から差し引かれ、減税となる。所得控除の最大限度額は8万8000円。

(※)要指導医薬品および一般医薬品のうち、医療用から転用された医薬品のこと。購入した医薬品がスイッチOTC医薬品かどうか、税務手続き上でどう判断するのかは未定。

 

※この制度は厚生労働省と財務省が中心になっており、「軽い症状なら病院に行かず、市販薬で治す」「市販薬で健康の増進や病気の予防をする」といったことで、国の医療費が圧縮されて財政改善につながるのでは……という考え方に基づいています。

※この特例と従来の医療費控除は同時に受けられず、選択適用となります。注意してください。

本来、医療費控除は「健康な人より病気がちな人のほうが生活が大変」とみなし、税金の負担を軽減しようという仕組みです。時代の変化にともない、より弾力的に運用されるべきでしょう。

 

医療費控除、対象になるもの、ならないもの!

 

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