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スギ花粉を避けるために日常生活で気をつけることや病院での治療のまとめ!

花粉症の対策
こんばんわ。明日が終わったら2月になりますね。2月位からスギ花粉が飛びだしますね。私も長年花粉症に苦しんでいます!毎年毎年なるべくくしゃみ、咳、目の痒み等が少ないように、早めに病院に行くようにしています。また治療を行っていても、原因となる花粉は空気中にたくさん含まれています。症状の悪化を防ぐためには、花粉をできるだけ避けるように日常生活で工夫することが大切です。花粉症の患者は年々増加しており、1998年と2008年で比較すると有病率は19.6%から29.8%へと1.5倍に増加しているそうです。花粉症の患者さんが増えた一番の理由にスギ花粉の増加があります。
現在、植林されたスギの大半が樹齢40年~60年となり、活発に花粉が飛散する時期を迎えています。今回はスギ花粉を避けるために日常生活で気をつけることや病院での治療を調べてまとめました!
花粉症の対策(自分でできる対策)
- 花粉情報に注意する。
- 飛散の多い時の外出を控える。
- 外出時にマスク、メガネを使う。
- 花粉が付着しやすいので、表面がけばだった毛織物などのコートの使用は避ける。
- 帰宅時、衣服や髪をよく払ってから入室する。
- 洗顔、うがいをし、鼻をかむ。
- 飛散の多い時は、窓、戸を閉めておく。換気時の窓は小さく開け、短時間にとどめる。
- 飛散の多い時のふとんや洗濯物の外干しは避ける。
- 掃除を励行する。特に窓際を念入りに掃除する。
監修:日本医科大学 耳鼻咽喉科 教授 大久保 公裕先生
病院での治療
一般に病院で行う花粉症の治療は、症状を抑えることが目的の薬物療法と、アレルギー反応そのものを抑えることが目的の減感作療法があります。
薬物療法には大きく分けて、抗アレルギー薬によるものとステロイド薬によるものがあります。
- 抗ヒスタミン剤などの抗アレルギー薬は、即効性に欠けるため、花粉飛散開始の1~2週間前からの服用が必要といわれています。
- 一方のステロイド薬は、即効性がありますが、反応しなければならないウイルスにも反応しづらくなるなどの副作用が出る可能性があるため、重症の場合などのどうしても必要な場合に使用します。
- 舌下免疫療法が開発されました。具体的には、花粉エキスを舌の下に垂らして2分間保持した後、飲み込みます。2週間で次第に濃度を上げていき、3週間目に維持量に達し、その後2~3年間継続します。治療の開始時期が花粉非飛散期と決められているため、これから治療を始められる方は7~11月の開始となります。今シーズンには間に合いませんが、80%の方に効果が認められていること、合併症の危険性が低いこと、初回服用時などを除いて自宅での治療が可能であることなどのメリットがある治療法ですので、次シーズン以降の治療法として検討されるのもよいと思います。
花粉症の症状の出方や重症度は人それぞれで、薬の効果にも個人差があります。例年症状がつらい方は、医師と相談されることをお勧めします。